Japan Wagamama Awards(ジャパン・ワガママ・アワード)
Japan Wagamama Awardとは

本アワードは全国の10代を対象にした、大切な人の願いを叶えるアプリをつくり、地域や世界に発信するコンテストです。アプリ開発を通じて、身近な社会・地域課題を見つけ、深く考え、行動する力を学び実践します。日本全国・世界の仲間とつながり、多様な伴走者に応援されながら挑戦することができます。
グランプリ受賞者は、アメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)で自らのプロジェクトを発表する権利を得ることができます。渡航費としてIRODORIより返済不要の奨学金を支給し、金銭的な理由で挑戦をあきめないサポートを行っています。
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国内唯一のApp Inventor Foudation連携プログラム
MIT App Inventorはアメリカに拠点を置く非営利組織App Inventor Foudationを中心に、世界中で推進されています。
本アワードは、同Foundationと正式に連携した日本地域における唯一の公認プログラムとして開催されています。日本の学生や教育関係者が、世界水準のプログラムに参加できる貴重な機会を提供しています。

▶︎ App Inventor Foundation 公式HP: https://appinventor.mit.edu/
後援に文部科学省、アメリカ合衆国大使館、地方自治体が多数参画
私たちJapan Wagamama Awardsは日本全国の10代が、地元で応援されながら世界へ挑戦ができる仕組みをつくることが重要だと考えています。後援に文部科学省やアメリカ合衆国大使館、地方自治体に多数参画いただいて、特に地方自治体や学校と連携した広報活動により、待っていてもなかなか参加に踏み切らない地域の子どもたちの背中を押して参加を促しています。
プログラムの特徴

やってみたい気持ちがあれば誰でも大歓迎
プログラミング未経験者も歓迎。アイデアの深め方、アプリのつくり方、プレゼンの方法まで、講義や個別伴走で一歩ずつ学べます。「できるかどうか」ではなく「できたらいいな」からはじめてもらいます。

10代の挑戦を、地域と大人がチームで応援
エントリー者には地域の大人や専門家、全国の先輩たちが伴走します。私たちは挑戦者を孤独にしません。みんなで応援する仕組みがあります。

世界とつながる交流と発表の場
オンラインで海外の学生やMITの研究者と英語で交流し、アプリを紹介する機会もあります。
グランプリ受賞者は、アメリカ・MIT(マサチューセッツ工科大学)で発表。どこに暮らしていても、世界につながる体験ができます。

人の心を動かす、挑戦と成長の場
アプリはつくって終わりではありません。実際に地域の人に試してもらい、使ってもらう中で、本当に役立つ形へと磨き上げます。10代にとって自分のアイデアで笑顔や変化が生まれる瞬間は、進路や将来への大きな自信につながります。
たったひとりのワガママから始まる社会の変化
Japan Wagamama Awardsでは「たったひとり」について深くイメージすることにこだわります。それは、感情的な理由からではありません。「カーブカット効果」という学術的なエビデンスに基づいた、極めて実証的・効果的なアプローチとして「たったひとりのワガママ」を核に据えています。
▼ カーブカット効果とは
たったひとりのための施策が、社会を大きく変えたアメリカでの実事例。マイノリティのための施策が、社会全体の幸福度を押し上げることを実証した。
受賞プロジェクト
▍2025年度 グランプリ事例
忙しいお母さんの、毎日の献立を考える負担を減らして家族との時間を増やたい

栃木県真岡市 中学2年生 佐野 帆那さん(受賞当時)
アプリ名:ちょクック 〜ちょっとの時間でcookするアプリ〜
▼アプリの概要
料理が好きだけれど忙しいお母さんのために、毎日の献立を考える負担を減らし、食品ロスを削減するアプリです。レシートの写真を撮るだけで、そこに記載された食材をもとにAIがレシピを提案。余った食材を無駄なく活用し、買い物の無駄も減らします。
CloudRunで画像からテキストを抽出し、ChatBotがレシピを生成。お母さんの食事準備の負担が減ることで家族の時間が増え、外に出る機会が増えることで地域も活性化する。そんな未来も目指したアプリです。
▍2025年度 グランプリ事例
不登校の自分が、安心して話せる近所の友達がほしい

北海道東神楽町 中学2年生 福永 紗良さん(受賞当時)
アプリ名:HapiFure
不登校の学生が安心して友達をつくれるオンラインコミュニティアプリです。自分自身が不登校であり、学校に行けない孤独感を解消するために開発しました。同じ境遇の仲間とつながることで、孤立感を和らげ、支え合える環境を作ることが目的です。
アプリではプロフィール登録を行い、気の合う人を探して1対1のチャットが可能。不登校の子どもたちが、毎日楽しく人とつながれるコミュニティをつくることを目指しています。
▶︎ 他受賞プロジェクトを詳しく知りたい方はこちら
2025年7月のボストン渡航での成果
Japan Wagamama Awardsグランプリ受賞者が2025年 MIT主催Global AI Hackathon Final Showcase & Awardsでコミュニティ・インパクト賞受賞

「忙しいお母さんの助けになりたい」という想いからアプリを開発してJapan Wagamama Awardsでグランプリを受賞。その後、地元の協力を得てユーザーインタビューと実証実験を重ね、アプリは実用性を高めて進化させてました。
マサチューセッツ工科大学での英語プレゼンテーションでは、“たったひとりの困りごと”を起点に社会に影響を与える力が高く評価されました。
今後もApp Inventor Foundationと連携し、国内での活動を国際舞台につなげる仕組みをつくり、日本の地域から世界にチャレンジできるローカルイノベーターの機会を創出・提供しています。
現在、Japan Wagamama Awards2026のエントリー期間です。応援いただける企業スポンサーや自治体、学校、個人の方を随時募集しています。詳細はお気軽にお問い合わせください。
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wagamama Lab


