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2025年2月14日

#Report

【体験会レポート】若者の挑戦を後押し!栃木県真岡市にて「ワガママアワード」体験会を開催いたしました。

2024年11月24日・12月25日の2回に渡り、栃木県真岡市にて「Japan Wagamama Awards」体験会を開催いたしました。

若者を応援する大人と共に学んだ当日の様子を本日はレポートにてお伝えいたします。

栃木県真岡市とは?

栃木県真岡市(もおかし)は、栃木県の南東部に位置する人口約7万人の市です。関東平野の穏やかな風景に囲まれ、自然と都市機能が調和した暮らしやすさが魅力の地域です。

💡いちごの生産が全国トップクラス

真岡市は日本有数のいちごの産地として知られています。「いちご王国」と呼ばれる栃木県の中でも特に生産量が多く、甘くてジューシーないちごは全国的にも人気です。市内にはいちご狩りを楽しめる農園が多数あり、旬の時期には多くの観光客が訪れます。直売所では新鮮な地元産いちごやいちごを使ったスイーツも購入でき、地元の飲食店ではいちごを使ったメニューが豊富に揃っています。

💡住みやすさを重視した街づくり

真岡市は子育て支援や教育環境が充実しており、家族連れにとっても魅力的な街です。保育施設や学校の設備が整っているほか、自然豊かな公園や公共施設も充実。移住支援制度も設けられており、首都圏からの移住先としても注目されています。都市部へのアクセスも良好で、静かな環境でありながら通勤や通学にも便利な立地です。

💡SLと歴史の町

真岡市はSL(蒸気機関車)が走ることで有名な町でもあります。真岡鐵道の「SLもおか」は、週末や祝日に運行される観光列車で、ノスタルジックな旅が楽しめます。また、真岡木綿で知られる伝統産業も盛んで、市内には歴史や文化を学べる資料館や観光スポットも点在。季節ごとのイベントも多く、地域の魅力を満喫できます。

新鮮な農産物、豊かな自然、そして伝統と現代が融合する街、栃木県真岡市。訪れる人にも住む人にも、多彩な魅力を提供してくれる地域です。

当日のプログラムの様子

体験会は以下のような流れで行いました。

まず「誰の、どんな課題を解決するか?」を考えるところからスタート。
アプリケーションを作るために必要な企画の土台をたった一人を思い浮かべ、生活の様子やどのような感情なのかを考えてみました。

第1回目の様子

第1回目は小学生から中学生の学生たちが参加してくれました。また、親子での参加や、真岡市の自治体職員さんなど、応援する大人の方々も一緒に参加者として体験を行いました

実際にアプリをつくってみようとなると、大人たちのほうがアプリ開発に苦戦している様子で、子どもたちが直感的に操作する姿にびっくりしていました。

真岡市に来るたったひとりの観光客のワガママを叶えるワークでは、たったひとりの特徴を捉えたワガママがたくさん出てきました。実際には会ったことのない人ではなくても、名前やどんな状況かなど、詳細に考えることで、どんな人かイメージすることができていました。

様子を間近でみていた親御さんからは、子どもが前のめりに取り組み、輝いている姿が見れて参加して良かったという声がありました。

第2回目の様子

第2回目は真岡市の高校生たちが参加してくれました。

普段から生徒会や地域活動をしている学生が多く、課題を解決することに対する前向きさが印象的でした。

パソコンが苦手でアプリ開発できるか不安だと話してくれた学生も、MIT App Inventorを用いて、アプリを完成させることができました。

「自分が自転車が好きだからサイクリングする人に向けて作りたい」「海外に短期留学したときにできた友達が真岡市に遊びにきたときに困らないようにしたい」など、自分ならではの視点を入れて取り組む学生が多く、参加した8人それぞれの個性あふれるアプリができました。

参加したみんなの声

参加いただいた皆さんの感想を一部ご紹介いたします。

参加動機は?

  • アプリ開発・プログラミングに関心があった
  • 私のやってみたかったことでもある、自分の課題を解決するためのアプリを作ってみたり、社会や周りの人の為のアプリを作って誰かが喜んでくれる、誰かが自分の作ったアプリで嬉しくなるものを開発してみたいと思ったから
  • 自分が体験したことのない未知の領域に興味を持ったから
  • 自分でもアプリ開発をしているので視野を広めるため

体験会の感想

  • 自分では作れないと思っていたアプリを作ることが出来て、とても嬉しかったし、楽しかった
  • これからもアプリを作り続けて、色々な機能を覚えてすごいアプリを作ってみたい
  • たくさんの操作方法を教えてくれて楽しかったしこれからも続けたいなと思いました
  • とても楽しくて、私でも気軽に作ることができました
  • 新たなアプリ開発手段がわかってよかった

ワガママの種

  • 真岡市の知名度の向上
  • 障害者や高齢者などの体がうまく使えない人たちの困っている問題を解決したいと思いました
  • 身近な人の「少しふべんだなぁ」や「これがあったらなぁ」と考えて形にできない人のかわりにこのスマートフォンを使ってアプリを作り、その一人のために課題を解決したいです
  • 弟の勉強

チャレンジを応援するまち

今回の体験会を通じて、参加者は「たったひとりのワガママを叶える」ことが、地域の未来をつくるきっかけになることを実感しました。

真岡市には、若者の挑戦を応援する大人たちがたくさんいます。

今後も、この温かい応援の輪のなかで、真岡市の学生たちが地域の課題に向き合い、アプリとして形にする取り組みが広がっていきます。

wagamama Lab

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