
【体験会レポート】小さなアイデアが地域を変える一歩に!津山市で『ワガママアワード』体験会を開催
2024年12月27日(金)、岡山県津山市にて株式会社IRODORI主催の「わがままアワード」体験会が開催されました。津山市は中国地方のほぼ中央に位置し、豊かな自然や歴史が息づく城下町です。この体験会では、「初めて訪れる観光客の役に立つアプリをつくる」というテーマをもとに、参加者たちがアプリ開発に挑戦しました。当日の様子をレポートでお伝えします!
岡山県津山市とは?
💡岡山県北部の中心都市
津山市は、岡山県北部に位置する中核都市で、中国地方のほぼ中央に広がっています。交通アクセスが良く、岡山市や広島市などから訪れる観光客にも便利な立地です。また、人口約10万人を有し、岡山県北部の経済・文化の中心として発展しています。
💡歴史と伝統の城下町
津山市は、かつて津山藩36万石の城下町として栄えた歴史ある町です。観光名所の一つである「津山城跡(鶴山公園)」は桜の名所としても知られ、毎年春には約1,000本の桜が咲き誇る絶景が楽しめます。この景色は「日本さくら名所100選」にも選ばれるほどの美しさです。また、津山市内には江戸時代の風情が残る商店街や古い町並みがあり、歴史的な散策を楽しむことができます。
💡自然に恵まれた暮らしやすい町
津山市は中国山地に囲まれ、豊かな自然に恵まれた地域です。四季折々の風景が楽しめるほか、清らかな川や山々が身近にあります。秋には紅葉、冬には雪景色と、どの季節にも美しい景色を楽しめます。また、地域では農業が盛んで、新鮮で美味しい農産物が豊富に生産されています。地元で採れた野菜や果物は観光客にも人気です。
💡グルメと文化の魅力
津山市は「津山ホルモンうどん」が全国的に有名で、多くの観光客がその味を楽しみに訪れます。また、地元のブランド肉や新鮮な野菜を使った料理も豊富で、地域のグルメ文化が町の魅力を支えています。さらに、津山市では「津山さくらまつり」や「ホルモンうどん祭り」といった地域イベントも開催され、文化や伝統を体験することができます。
当日の様子
体験会は、津山市地域交流センターにて開催し、座学と演習を組み合わせたワークショップ形式で開催いたしました。
<プログラム内容>
- スマホアプリ開発の基礎技術を習う
- 「たった1人のワガママ」を叶えるアプリの設計をワークシートを使って考える
- ワークシートで設計した「たった1人のワガママ」を叶えるアプリを開発してみる・体験 会修了証書を受け取る
- 国内大会、世界大会エントリーの話を聞く
Japan Wagamama Awardsの特徴でもある、「たった一人のワガママを叶える」ためのワークにも全員で取り組みました。
「こんなワガママが叶ったらいいな…」と想像を膨らませながら、参加者たちは自分や身近な人へのアイデアを次々と形にしていきました。
<こんなワガママが生まれました>
- お母さんが作る夕ご飯のメニューや作り方を簡単に調べられるツールがあったら便利
- スマホが苦手な高齢者にも優しい仕組みで、ホームページや公式サイトがない場所の情報がもっと簡単に分かるようにしたい
- 親戚の子供連れでも楽しく過ごせる場所を見つけやすくしたい。地元に遊びに来る友達や、さまざまな国から訪れる人が困らず楽しめる方法を考えたい
- 勉強に集中できない自分の課題を解決できるツールが欲しい
参加者たちは、身近な人や大切な人を思い浮かべながらワークシートを埋め、日常生活で感じている課題や悩みが身近にあることを知るきっかけが生まれました。
参加者の声
体験会に参加した皆さんの感想を一部ご紹介します
- パソコンが苦手でも優しく教えてもらえて楽しく作れました
- 無知でもちゃんと教えてもらえば案外簡単にアプリを作れることがわかり驚きました。家にあるパソコンで少し挑戦してみようと思いました
- アプリを思っていたより簡単に作ることができて楽しかったです。様々な動作も作れるようになり、今後は課題解決に役立つアプリを作ってみたいと思いました
- これまで体験したことのないアプリ開発ができて楽しかったです!最初は難しいと思っていたけど、壁がなくなってもっと興味が出てきました
「アプリ作りは難しい」と思っていた参加者たちも、実際に体験してみることでそのハードルが下がり、新たな興味や可能性を見つけることができました。
また、「誰か一人のために」というテーマで考えることで、津山市の地域資源や魅力を再発見し、それを形にする面白さを体感する時間となりました。
自分の「小さなアイデア」が未来を変える一歩に
今回の体験会を通じて、
- スロープはもともとなくて1人のために作られたんだとわかった
- 誰か1人のためだけに作ったアプリが想像よりも大きな影響を与えることがあると感じて驚きました
- 意外と身近なところに問題点もあり、私たちも解決することができるということ
こうした学びを通じて、参加者たちは「身近な人や自分の想いを形にすることが、地域や社会を少しずつ良くする力になる」ということを実感しました。小さなアイデアでも、それが人々の暮らしや未来を変える一歩になる可能性を信じて、次の挑戦につなげてほしいと思います。
wagamama Lab