
たったひとりの“ワガママ”が社会を動かす「ワガママラジオ」第1回、配信スタート!
株式会社IRODORIがスタートした「ワガママラジオ」では、“ワガママ”をポジティブに捉え直し、一人ひとりの想いが地域や社会を変えていくプロセスを対話形式で紹介します。
第1回では、番組立ち上げの背景、「ワガママLab」誕生のきっかけ、応援される挑戦の仕組みなどについて、代表取締役・谷津孝啓さんと取締役・永井彩華さんが語りました。
【IRODORIの紹介】
株式会社IRODORIは、「たった一人の“ワガママ”は社会を動かす」を信念に、地域・人・企業の可能性を引き出すプロジェクトを多数展開するゼブラ企業です。教育支援や地方創生、官民連携事業を中心に、地域とともに未来を描く仕組みづくりを続けています。
“ワガママ”の力を伝えたい—ラジオ立ち上げの理由とは?

谷津:まずは、この「ワガママラジオ」を始めようと思った背景を教えてください。
永井:私たちは普段、さまざまな“ワガママ”に出会っています。「こんな風に生きたい」「これができたらいいのに」という声って、すごく興味深くて、人生のヒントになるようなものばかりなんです。でも、それを知ってもらう機会がなかなかなくて…。
だからこそ、このラジオを通じて皆さんの生活に少しでも前向きなエッセンスを届けられたら、という思いで始めました。
谷津:まさに、ワガママの価値を再定義するような番組にしていきたいですね。そもそも、IRODORIが使う「ワガママ」って、どういう意味なんでしょうか?
永井:私たちが言う“ワガママ”は、日々の暮らしの中であきらめたり我慢したりしている「本当はこうなったらいいのに」という願いのことなんです。世間的にはネガティブにとられがちですが、私たちはそれを深掘ることで大切な価値が見えてくると思っていて、大切に使っています。
ワガママLabの原点は「地元に帰るきっかけを探すこと」
谷津:「ワガママLab」って、そもそもどういうきっかけで立ち上がったんですか?
永井:プロジェクトメンバーには地方出身者が多くて、東京に出てきたものの、「どうすれば地元に帰れたんだろう?」とよく話していました。そんな時、地域の子どもたちや女性たちの“ワガママ”に、地元の未来を良くするヒントがあるんじゃないかと気づいたんです。それが「ワガママLab」立ち上げの原点です。
谷津:なるほど。“ワガママ”に耳を傾けることで、地域の可能性も広がっていくわけですね。
永井:はい。私自身、地元の栃木県小山市で、女性たちと一緒に親子向けのプログラミング教室を開いたことがあります。
そのとき、一人のお母さんが「今までは“地元を出て好きなことしていいよ”って言ってたけど、“帰ってきてもいいよ”って言えるようになりました」と話してくれて…。ワガママをテーマに活動することで、希望が生まれるんだと実感したプロジェクトでした。
言えない“ワガママ”を安心して話せる「ワガママ会議」とは?
谷津:でも、“ワガママ”って、普段なかなか言えないものなんでしょうか?
永井:そうみたいです。だからこそ、私たちは「ワガママ会議」という場をつくっています。地域の人たちが集まって、「こうだったらいいな」という思いをシェアして、どうすれば実現できるか一緒に考える場です。「話せてよかった」「楽しかった」という声をたくさんいただいています。
谷津:実際、会議の最初は不安そうだった方が、帰るころにはすごく晴れやかな顔になってますよね。安心して話せる空気づくりって、大事だと思います。
永井:私たちもその雰囲気づくりをすごく大事にしていて、心理的安全性の高い場づくりを意識しています。
応援したくなる挑戦とは?「甲子園のような仕組み」を地域にも
谷津:今後、ワガママLabで挑戦してみたいことはありますか?
永井:はい。“ワガママ”を叶える人を応援する仕組みを、もっと地域に広げていきたいです。たとえば、甲子園みたいなわかりやすい挑戦は、自然と応援されますよね。でも、もっと日常にある小さな挑戦も応援される仕組みが必要だと感じています。
谷津:応援する側が「自分も関わっている」と感じられる場があると、より誇らしくなれますよね。
永井:まさにその通りです。「私も何かやってみよう」と思えるような希望の連鎖を生み出したいです。
若者と地域をつなぐ“応援の連鎖”を生み出したい

谷津:今後、どんな人や組織と関わっていきたいですか?
永井:「ワガママLabを一緒にやってみたい」と言ってくれる個人の方や地域で活動している方、自分の地元の子どもたちを応援したいけど方法がわからない企業の方と、ぜひ連携したいです。私たちが主催している「Japan Wagamama Awards」といった大会もあるので、そうした場での協働も考えています。
谷津:たとえば「Japan Wagamama Awards」でグランプリを受賞した栃木県の佐野さんのように、中学2年生でMITに行ってプレゼンテーションをするなんて、本当にすごいですよね。「よくわかんないけど、すごい!」っていう混じり気のない応援が自然と生まれる。あの感覚って、とても大事だと思います。
永井:はい。その応援が周囲にも希望を与えて、「私にもできるかも」「うちの子にも…」といった前向きな気持ちが芽生える。そんな風景をもっとつくっていきたいですね。
▼Japan Wagamama Awardsの詳細はこちら
https://wagamamalab.jp/posts/japan-wagamama-awards2025-final/
「ワガママ」を社会の原動力に——今後の展望とラジオの可能性
谷津:この「ワガママラジオ」、今後どんな展開をしていきたいと考えていますか?
永井:“ワガママボイス”の紹介コーナーや、全国・海外からのゲスト招待など、いろんな人の“ワガママ”に光をあてたいですね。それが社会を動かす一歩になればと思っています。
谷津:一人の“ワガママ”が誰かの希望になって、やがて社会全体を動かしていく——そんな未来を一緒に描いていきましょう。
最後にリスナーへメッセージ
永井:記念すべき第1回、最後まで読んでくださってありがとうございました。これからも、楽しくて学びのある番組を目指して頑張っていきますので、どうぞ応援よろしくお願いします!
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wagamama Lab