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2025年2月14日

#Report

【体験会レポート】ワガママから紐解く地域の姿 〜茨城県鉾田市にて「ワガママアワード」1Day体験会を開催

2024年12月22日(日)に茨城県鉾田市にて株式会社IRODORI主催の「Japan Wagamama Awards」体験会が開催されました。

本日は当日の様子をレポートにてお伝えいたします!

茨城県鉾田市とは?

茨城県鉾田市(ほこたし)は、茨城県の南東部に位置し、太平洋に面した人口約4万5千人の市です。温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれ、美しい海岸線と農産物の豊富さが魅力の地域です。

💡農業が盛んな町

鉾田市は、日本有数の農業地帯として知られており、新鮮でおいしい農産物が豊富に生産されています。特にメロンの生産量は全国トップクラスで、「鉾田のメロン」は甘くてジューシーなことで有名です。また、サツマイモやトマトなどの野菜も人気で、地元の直売所では旬の特産品を購入できます。地産地消が進められており、市内の飲食店でも地元食材をふんだんに使った料理を楽しめます。

💡暮らしやすさを追求した町づくり

鉾田市は自然環境を活かした住みやすい町づくりに力を入れています。子育て支援や教育施設も充実しており、若い世代や子育て世代にも人気です。また、移住支援制度も整っており、都市部からの移住希望者にとっても魅力的な選択肢となっています。

💡観光の拠点としても魅力的

鉾田市は、鹿島灘の美しい海岸線や自然景観を楽しめる観光地としても注目されています。市内には「大竹海岸」や「鹿島灘海浜公園」など、家族連れやアウトドア好きに人気のスポットがあります。さらに、「ほこたメロンロード」などのドライブコースでは、地元の風景や特産品を満喫できます。夏には海水浴やサーフィン、冬には温泉巡りなど、四季を通じて楽しめるアクティビティも充実しています。

新鮮な農産物、美しい自然、そして温かい人々。茨城県鉾田市は、訪れる人にも住む人にも魅力あふれる町です。

鉾田市体験会の当日の様子

今回参加してくださった10代の皆さんは、学校の探究授業で既にワガママLabの考え方や、MIT App Inventorを使用した経験がある方が多く参加してくださいました。

そのため、今回の体験会では、AIを使ったアプリの演習をした後、ワークシートをもとに参加していた学生たち自身が叶えたいたったひとりのワガママの深掘りをしました。

最初は、授業ではやったけど、自分が本当に叶えたいたったひとりのワガママってなんだろう?
課題はなんとなく思いついたけどこれでいいのかな?と悩む学生が多かったです。

ワークシートを埋めながら壁打ちをしていくと、まずは身近な人ということで、身近なたったひとりを思い浮かべる学生が出てきました。

印象的だったのは、ひいおばあちゃんが施設に入って、これまでのように会って話すことができず寂しいという話を聞かせてくれた学生です。

元々ひいおばあちゃんとの距離が近かったからこそ、出てくる鉾田市ならではの課題だなと思います。

次に、そのたったひとりが、どんな生活をしているのかをイメージしました。

すると、たったひとりへの解像度が高まっていき、ワガママの本質はなんだろうと考える学生が出てきました。たったひとりにインタビューしてみようというアドバイスをすると、早く聞いてみたいとワクワクした様子でした。

参加したみんなの声

参加いただいた皆さんの感想を一部ご紹介いたします。

参加動機は?

  • アプリ開発にすこし興味があり、また社会課題への挑戦も面白そうだと感じたため
  • 自分のわがままが自分の好きな地元をもっと良くできたらいいなと思ったからです
  • アプリ開発に興味があったから
  • AppInventorでのアプリ開発を実際にやってみて興味を惹かれたから

体験会の感想

  • 新しいことを知れてよかった
  • 新しい技術を学べたことで自分のアプリ作成だけじゃなく、探求の時間にも生かしていきたい
  • 学校の授業で行った探究よりも深いところまで学ぶことができてよかったです。今後の探究の授業にも活かしていけたり、自分のわがままを解決してくれるアプリの作成にも役立てたりすることが出来ればいいなと思いました!
  • 今回の体験会では、AIを活用したアプリの作り方などの技術面だけではなく、アプリを作る上で必要となるアイデアを考えたり、それを実際にアプリにするための過程を学ぶことができました
  • 自分の知らない技術を知れたり、自分が持っているアイデアを言葉にして表したり、深く考えたりすることの難しさを知れてとても良かった
  • 授業ではまだ学んでいない発展的なappinventorの使い方や、自分のアイデアをよりよくしていくための手段を知ることができた

ワガママの種

  • お母さんが料理に関して困っていること
  • 新しい場所や異動先で不安を感じる人に対しての不安軽減
  • 自分の老人ホームにいて中々会えないひいおばあちゃんともっと沢山お話ししたいという課題
  • 将来的に外国に行って研究などの発表がしたい自分の英語の学習能力を向上させたい。英作文をできるようになりたいという課題
  • 自分の好きな飲食店の情報を気軽に探して見つけられるようにしたい
  • 災害備蓄食品を保存していて賞味期限切れのままにしてしまっているが消費時期を覚えてられなかったり、どう消費すればいいのかもわからなかったりする人

アプリ開発を通じて広がる未来

今回、体験会に参加していた学生6名全員がその場でJapan Wagamama Awards へのエントリーを決意してくれました。

体験会を通して参加した学生たち全員が「自分でも課題を解決できるかもしれない」と感じられたことを体感し、見守っていた地域の大人たちも含め、会場全体が学生たちのもっとやりたいという気持ちにつつまれる時間となりました。

wagamama Lab

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