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ワガママ会議

”ワガママを可視化することは、地域で暮らす人たちの笑顔を増やすまちづくりにつながる”

ワガママ会議とは、普段の生活や仕事の中で感じる「本当はこうなったら仕事が効率的になるのにな」「市民サービスが良くなるのにな」と思っているけれども、どうせ誰に話しても改善しないと諦めていたり我慢していたりすることを可視化し、課題として整理し、解決策を生み出していくワークショップ手法です。

ワガママ会議では「ワガママ」の定義を、普段の仕事や生活の中であきらめていることや我慢していることとしています。

どうせ言っても現状は変わらない。そうして本当に思っていることを心の奥にしまって、あきらめてしまっている人が多いことが各地での実践を通じて分かってきました。

参加者の心理的安全を担保しながらワガママを可視化し、専門家とともに分析・解決策まで考え、行動をおこす機運から醸成することを目的としています。

ワガママ会議の実施対象・目的

ワガママ会議の実施対象は、行政職員やビジネスパーソン、地域住民など多様な人たちを対象に行うことができます。

自治体ではDX推進、官民連携推進、住民と連携した事業推進のための仕組みづくりを目的としたワークショップを。企業向けには地域をフィールドにした新規事業開発のためのワークショップなどで実施してきました。

目的によって勉強会、研修、座談会などの形式をとっていきます。

実施プロセスの一例

まず、普段の生活や仕事の中で心にしまっていることを言語化し、各視点に立ってワガママを紐解きながら解決するべき課題を突きとめていきます。そして参加者とともにこれまで認識されていなかった地域の本質的な課題を可視化・特定していきます。

  • STEP1:心理的安全性を担保したオリエンテーション
    ワガママを可視化する意義や背景、目的について参加者に理解してもらいます
  • STEP2:ワガママを可視化する
    ツールを活用しながら、参加者たちが心の中に秘めているワガママを可視化していきます
  • STEP3:ワガママを叶えた未来を想像する
    出てきたワガママを叶えた先には、誰にとってどんな未来につながるのかを想像し、実現した先の未来のビジョンを描きます。
  • STEP4:次のアクションにつなげる
    専門家と連携しながら、どうしたら実現できるのかを継続的に考えていきます。

こうした一連のプロセスにより、参加者をエンパワーメントしながら今後の活動や事業に対する挑戦の原動力を導きます。

実施事例

行政職員向けに様々なテーマでワガママ会議を実施してきました。

  • DX推進計画策定に向けた職員勉強会:栃木県小山市、静岡県南伊豆町 
  • DX推進に向けた職員勉強会:北海道当別町、群馬県嬬恋村、茨城県利根町、岡山県津山市
  • 地域健康福祉計画策定に向けたワークショップ:千葉県柏市
  • スマートシティ推進に向けた職員研修:大阪府阪南市、大阪府熊取町
  • 官民連携推進に向けた職員研修:兵庫県洲本市 、島根県奥出雲町

また、地域の団体が主催して市民向けに定期的に実施する事例も増えてきています。

  • 茨城県鉾田市
  • 栃木県小山市

体験会なども実施しています。お気軽にお問い合わせください。

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