TOP > ARCHIVE > ALL
2026年4月10日

#News

【シティプロモーションアワード2026 金賞受賞】母の家事負担を減らしたい。中学生の“身近なひとりへの挑戦”が地域の誇りへ

株式会社IRODORI(本社:東京都文京区、代表取締役:谷津孝啓)が主催する10代向け実践型プログラム「Japan Wagamama Awards 2025」から生まれた、栃木県真岡市在住の中学生による取り組みが、「シティプロモーションアワード」(主催:シティプロモーションアワード実行委員会、運営事務局:一般社団法人日本経営協会)において金賞を受賞しました。
本取り組みは、身近なたったひとりの困りごとから若者の自己効力感の向上を起点に社会課題解決を経て地域価値の創出へと接続するロジックモデルとして評価されたものであり、行政・教育・住民をつなぐ新たな共創型シティプロモーションの事例として注目されました。

受賞の概要

一般社団法人日本経営協会(本部:東京都渋谷区、会長:高原 豪久)が事務局を務める「シティプロモーションアワード2025」は地域に関わる人々の「幸せ」につながる的確なシティプロモーションに取り組む地方自治体等を称え、応援する取り組みです。真岡市は本アワードにて金賞を受賞しました。 

<審査コメント引用>
地域へのプライドに繋げるための「米国マサチューセッツ工科大学(MIT)主催のGlobal AI Hackathon Final Showcase & Awards受賞」という成果への取り組み、また若者の自己肯定感向上につなげるロジックモデルが非常に明快です。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000323.000078820.html

 “母への想い”から始まり、地域と世界を巻き込んだアプリ「ChoCook」

真岡市在住の中学3年生(当時)が開発した「ChoCook」は、AIを活用してレシートから食材情報を読み取り、家庭にある食材で作れるレシピを提案する食品ロス削減アプリです。
本取り組みは、「忙しい母の家事負担を軽減したい」という身近な課題意識から着想されました。開発にあたっては、日常生活の中での具体的な困りごとを起点に、ユーザー視点での課題整理と検証が行われています。
また、AIやOCR(光学文字認識)を活用した機能の実装に取り組むとともに、使いやすさを考慮した設計がなされており、アイデアにとどまらない形で具体的なプロダクトとして構築されています。

■ 国際舞台での評価実績

本取り組みは国際的にも高い評価を受けており、2025年7月に開催された米国マサチューセッツ工科大学(MIT)が主催する「Global AI Hackathon Final Showcase & Awards」において、Community Impact Award(コミュニティ・インパクト賞)を受賞しています。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000106438.html

若者の挑戦を起点に、地域内の協力と実証のプロセスが形成

本プロジェクトは、若者の個人的な課題意識を起点に始まり、以下のプロセスを経て、地域を巻き込む大きな動きへと発展しました。

  • 地域への波及と実証の開始: 日本大会グランプリ受賞後の活動報告会には定員を超える参加者が集まりました。これを契機に、地元住民の協力を得たユーザーインタビューや実証実験を実施し、アプリを実用性の高いものへと改善しました。
  • 協力関係の拡大と次なる展開: 実証を通じて地域内に新たな協力関係が生まれ、さらなる報告会や実証機会の創出へと発展。さらにクラウドファンディングによる資金調達にも成功し、海外渡航などの次の展開へと接続しています。

これらの一連のプロセスは、個人の身近な課題が地域社会の共感を呼び、多様な関係者を巻き込みながら拡張していく「新たな共創モデル」の体現と言えます。

若者の挑戦を地域価値に変える「ワガママLab」の仕組み

現在、多くの地域が「若者の人口流出」や「行政だけでは担いきれない課題の複雑化」といった構造的な問題に直面しています。その背景には、10代が地域と関わり、課題を「自分ごと」として捉える機会が不足している現状があります。

本事例を生み出した「Japan Wagamama Awards(およびワガママLab)」は、「たったひとりのワガママが、社会を動かす。」をコンセプトに、この構造的課題を解決する実践型プログラムです。大人から課題を「与える」のではなく、若者自身が日々の違和感や秘めた願い(ワガママ)を出発点に、主体的に課題を発見し自走する仕掛けを用いています。

このロジックにより、地域には以下の変化がもたらされます。

  1. 主体的な担い手の育成
    若者自身が身近な課題を言語化し、テクノロジーを用いて解決へ向けて自走する流れが生まれます。
  2. 地域への新たな視点の提供
    既存の制度の枠では拾いきれなかった、生活者目線・若者ならではの柔軟なアイデアが地域に加わります。
  3. 地域の「関係資本」の構築
    若者の本気の挑戦が、地域の大人や組織を「支援者」として巻き込み、連携・協働の機運を高めていきます。

単なる一過性の教育プログラムにとどまらず、地域の大人を巻き込み、行政・教育・住民をつなぐ“共創の起点”として機能する点が、本モデルの最大の強みです。

wagamama Lab

そのほかの記事を見る

CONTACT

事業導入や詳しい内容に関するご相談は、
右記お問い合わせフォームにご記入の上、お気軽にご相談ください。